夜行列車の想い出

現在ではサンライズ以外廃止になった定期夜行列車だけど過去の夜行列車・想い出乗車レポートと夜行列車に纏わる懐かしい夜行列車ブログです(1975年以降から)

鉄道趣味とインターネット

MS-DOSマシンで行って来たパソコン通信DOS/VマシンのWindows95からインターネットが出来る(Windows95の初期バージョンにはインターネット関連の機能は搭載されておらず、別売りの「Microsoft Plus!」による拡張機能として「Internet Explorer2.0」が、必要だった)ようになったがWindows95後期やWindows98から本格的なインターネットサービスの展開が始まった。

 

閉鎖になったyahooブログ「夜行列車の想い出」にも書きましたが、1988年3月に開業した「北斗星」ファンが集まって北斗星車両運用をいつ見ても最新の情報が見れるように首都圏と札幌圏の仲間が集まって情報を持ち合って共同で情報共有するのが目的でした。北斗星3・4号のどちらがJR東日本・尾久客車区持ちか、JR北海道・札幌運転所持ちか等?。更にJR北海道・札幌運転所持ちのロイヤルとして乗りたいオロハネ25 556 557 558の動向と逆に乗りたくないJoKer的存在であるオロハネ25-555の動向や1両しか存在しない平行ベッド式ツインデラックスのオロネ25-551の最新運用状態などをメンバーで共有するために最初は4人で始めた。

 

仲間内の目撃情報を元に最初はNTTの加入電話から構築してポケベルからPHSのメールや携帯電話のメール(最初はショートメールだった)に進めてFAXで送って纏めたのが週に2~3回送信され最終的にはメールマガジン的な物にしたかったのですがパソコン通信が始まると自分たちだけのWEBサイト立ち上げが夢でなくなってきました。当時は文字の色や太さなどに画像を貼り付けるにはHTMLカラーバーコードにfontタグやIMGタグを熟知してないと素人には面倒だったけどhomepage支援ソフト・ホームページビルダーを購入して使うと簡単に作成できて便利な時代になりました。

 

インターネット構築は1998年くらいからパソコンモデムを接続してプッシュ電話回線をダイヤルアップから初めてISDN(総合デジタル通信網)から2000年にはADSL非対称デジタル加入者線)の8Mbpsに変えて2005年にはFTTH光ファイバー回線)のテプコ光と契約して完全なるネット環境は揃った。自分を含めて4人で始めたネット情報グループ北斗星も横の繋がりが増えて14名まで増えてJR社員や札幌運転所構内で働くJRの関連会社に勤める北斗星ファンも増えて車両運用情報収集SNS以外に掲示板やチャットルーム的なコミュツールも増えてSkype会議機能を使ってボイスで話すまで発展した。

 

時代が進むと便利にはなるけど定期北斗星が1往復に集約されてからは車両運用情報収集SNSとしての機能が減ってゆくのも時代の流れだったけど北斗星という列車媒体で仲良くなった事自体に遜色はなく、年に1回東京か札幌で集まって飲み会をしたり、今後の北斗星を含む夜行列車の動向を話し合ったりする場として最後までメンバーのみの非公開サイトとしてコアな情報を発信できたのはお互い楽しかった。今となっては2023年現在でメンバーもいい齢になったけど4年前に不幸にも事故で亡くなったM君を除いて全員元気なのが何だか信じられない。

 

インターネットは便利なモノで鉄道趣味全般で情報収集や列車撮影時に入力した2分目ダイヤや機関車運用図表などを取り込んで自宅では大きな画面のデスクトップPCを、車で移動する鉄道写真撮影の際は12~14型のノートパソコンまで発展した端末を積んでどこでもネットが出来るスタイルが完成した。移動モバイルPCのネットはDDIポケットAir H"から開始したがPHS電波のため、パケット速度が最大128kbpsしか出なくて地方は圏外のなる事も多く、次にE-MOBILEにしてもエリアは広がるものの、速度が遅くてNTTドコモFOMAローミングを使ったりしたけど2008年くらいからWiMAXを使うようになった。

 

携帯電話でもNTTドコモiモードFOMA(3G)からネットが出来るようになったけどスマートフォンの登場は大きいと思う。自分はドコモのXperiaを得てiPhone6からiPhoneユーザーへ、ドコモ携帯も1995年(mova101)から2023年(iPhone13)現在まで28年間ドコモユーザーひとすじで他社への乗り換えもしてみたいけど永年割引で楽天モバイルとかも興味あるけど無理かも知れない。このブログが2023年1月30日にUPされた94日後に僕は65歳になる訳だが鉄道趣味とインターネットは今なお現役です。

 

2020年からのコロナ禍で毎年の集まり(飲み会)が休止になっていたけど2022年の晩秋にコロナ感染者が急激に減ったので集まって飲み会を開催したのだがこの時は正規メンバー以外のゲスト参加者(メンバーの知人など)も受け入れて僕らより二回り近い若い40歳台の参加ゲスト者が『北斗星が青春でした』と自己紹介した時はやっぱり趣味っていいな~と思った次第。年代や地域・職業こそは違うけど追う列車(乗る、撮る・運用他共通)が同じだと親近感が涌くし、一緒に飲みながら雑談すると楽しい。2023年の秋には札幌で北斗星仲間との同窓会飲み会が予定されている。

 

既に「北斗星」は約8年前の2015年に廃止されてしまったけど当時の思い出は残っているので思い出に耽るのはネガティブで過去ばかり見つめるのは良い事ではないのは承知しているけど年に1回くらい酒の肴として話のネタにするのは問題ないでしょう?。

        ★★★★★Memories of the night train★★★★★