夜行列車の想い出

現在ではサンライズ以外廃止になった定期夜行列車だけど過去の夜行列車・想い出乗車レポートと夜行列車に纏わる懐かしい夜行列車ブログです(1975年以降から)

急行 能登(489系)自由席

1995年1月13日(金)、今冬も飯山線へ入線する14系PC「シュプール戸狩野沢」が、運転されるため、1月の3連休前夜に上野駅16番線ホームで急行「能登」を自由席8号車・乗車位置にて待っていた。3年後の長野新幹線(現・北陸新幹線)開業で横川駅~篠ノ井駅間の客車列車・廃止にて形式廃車が計画されているEF62に牽かれる「シュプール・レインボー信越」を信越線内で撮影するのも魅力的だが、非電化区間飯山線でDD16に牽引されるシーンには勝てなくて飯山線内で「シュプール戸狩野沢(14系ハザ5B)」と回送を写し、更に翌日はシュプール撮影で大糸線(非電化区間)へ転進する計画である。

 

正月明け最初の三連休前夜の上野駅はいつもとは人出が少ないように思われて急行「能登」入線約1時間30分前の21時から8号車自由席乗車位置で待ってるけど人の動きは鈍いように感じるが、それは杞憂であった。 関東圏から出る数少ない自由席連結の定期夜行急行は「能登」と急行「アルプス」しかなく、入線時刻1時間前になると乗車口に人が集まってき た。23:25、入線する頃に乗車客の行列も出来て金沢運転所の489系が、入線してモハ489-16に乗り込むといつもの進行方向右側を押さえて、全員乗り込むのを待っていると60%の乗車率である。 33分停車なので売店にて缶ビールと購入して待機。

既に23:12発の「シュプールレインボー信越」と23:27発の「シュプール戸狩野沢」は上野駅を発車済みであるが、定刻23:58に急行「能登」が発車すると途中で2本の「シュプール」を追い抜く様で追い越す駅は調べてないので不明だ。 上野駅を発車した「能登」は急行らしく、赤羽駅(0:11)・大宮駅(0:26-26)と停車して東北線から高崎線へ入り、高崎線の最終列車なので上尾(0:36)・桶川(0:41)・鴻巣(0:49-49)にも停車するけど流石に下車客が目立つ。明日は未明3時台の長野駅下車なので寝ていいのか寝ては拙いのか微妙だけど一睡もしないと一日つらいので寝坊防止の目覚ましアラームをセットして休む事にした。

 

就寝時間の停車駅並びに時刻は・・・熊谷(1:04-04)・高崎(1:33-34)・横川((1:58-2:04)・軽井沢(2:21-24)・小諸(2:40-41)・上田(2:53-54)…深夜3:10にアラームを合わした少し前に何かの気配みたいな物で目が覚めたのため、アラームが鳴る手前で目がさめたので周囲から顰蹙を買う前に起きれてギリセーフだった。 定刻にて到着した長野駅(3:18-21)で降りてまだ時間があるため、待合室へ移動する。 急行「能登」より45分早く、上野駅を発車した「シュプールレインボー信越」の長野駅到着が7:10、急行「能登」より31分早く上野駅を発車した「シュプール戸狩野沢」の長野駅到着が、5:13なのでまだ時間があるため、暖かい待合室で休んだ。


早朝5時前にK君と合流して豊野駅へ移動して9221レ「シュプール戸狩野沢」の入線を待機しているとEF62-43に牽引された14系ハザ5Bが入線。 EF62からDD16-11へ機関車も交換するけど豊野駅は時間調製で83分停車するのでその間に自分たちは車で替佐~蓮で待機して、更に北飯山~信濃平で撮影。返却回送の回9222レは飯山駅の6分停車で2発追いかけられるけど蓮~替佐の千曲川沿いに行く風景写真にチャレンジして終了。 翌日以降は大糸線非電化区間でDD16牽引の14系座席車、14系寝台車、14系リゾート編成の他にキハ181シュプールを撮影して帰路はK君の車で交代で運転しながら帰った。

                   ★★★★★Memories of the night train★★★★★