夜行列車の想い出

現在ではサンライズ以外廃止になった定期夜行列車だけど過去の夜行列車・想い出乗車レポートと夜行列車に纏わる懐かしい夜行列車ブログです(1975年以降から)

臨時夜行急行 妙高(14系ハザ)

★ブログお休みのお知らせ★ 11月23日(月曜日)はブログUPの日ですが11月21日から11月23日まで不在するため、久々にブログをお休みして次回は11月30日からUPさせて戴きたくご案内申し上げます

 

1995年8月10日(木曜日)、 明日8/11~17日までは勤務先のお盆休暇(2回目の夏休み)に入るため、前夜の上野駅17番線ホームにて臨時夜行急行「妙高」(9307列車)の入線を入線時刻1時間前から自由席6号車前よりの乗車位置にて待っていた。1995年夏臨も4日間の運転日(8/10・12・9/14・22)を確保してあり、約2年後には北陸新幹線の長野暫定開業で横川~軽井沢間は廃止。軽井沢駅篠ノ井駅第三セクター化へと変わるため、上記区間信越線をEF62(一部EF63も含む)牽引による客車の夜行列車で越える事が最後になる可能性もあるので「妙高」利用は躊躇なく選んだ。

 

暫くすると同じ勤務先だけど部署が違うN君がやって来たが明日早朝に長野駅からK君の車にお世話になるけどN君はK君と僕の知らないところで繋がりがあるらしく、人と人との接点とは不思議なものである。お盆休みの移動にはまだ早いけど16番線で並んでいる急行「能登」自由席を待つ行列はハンパなく長いけど「妙高」6号車を待つ2ヶ所の列も合計25人以上が並んでこの状態だと二人で席を回した1BOX占領は無理の様だ。尾久を23:28に発車した回送9307列車が23:39、上野駅に推進運転で入線すると早速6号車(オハフ15-48)へ乗り込み、14系夜行「妙高」初乗車のN君へ窓際を譲る。

 

急行「妙高」利用は横川駅まで乗る事が多いけど、今回は長野駅までの乗車なのでゆっくり夜行列車の旅情気分を味わう事が出来そうである。今宵のFIRST RUNNERは田端運転所のEF65-1023で高崎駅まで牽引するが車内に戻り、ホーム売店で購入した缶ビールとツマミを待機させて発車を待っていると上野駅を23:53に発車したので早速N君と乾杯した。6号車の乗車率は約5割強だけど自分が乗車した臨時夜行急行「妙高」としては一番乗っており、流石にお盆休み期間中だ。大宮駅(0:18-21)を発車すると車内は減光されて車内は夜行列車らしくなると熊谷駅(0:57-58)に停車。

 

急行「能登」みたいに普通電車終了後のホームライナーみたいに赤羽・上尾・桶川・鴻巣などの駅には停まらないけど熊谷駅を出ても速度が上がらず、ブレーキがかかって籠原駅(1:06-10)へ運転停車した。籠原駅では熊谷駅を1:04に発車した急行「能登」を先行させるための退避停車であるが扉は開かないし、寝ている乗客もいるので一般客は知らない人が多いと思われる。金サワ489系9Bが一瞬に高速運転で通過すると4分停車を終えた臨時急行「妙高」も発車して28分で高崎駅(1:38-2:10)。停車時間は32分と長いが、機関車交換を見ているとSECOND RUNNERは田端運転所のEF62-43であった。

 

流石に深夜2時近くになると眠くなり、今回は長野まで乗車するので高崎駅を発車する前に寝てしまった様だが、就寝中の停車時刻は次のとおり。横川駅(2:42-48)・軽井沢駅(3:05-10)・小諸駅(3:30-31)・上田駅(3:47-48)。N君に起こされて目覚めるとあと5分で長野駅(4:18-23)に到着との事で急いでトイレと下車準備を行って下車を待つ。臨時夜行急行「妙高」(9307列車)の運転は長野駅までで、長野から妙高高原までは快速9323列車となるが妙高高原までの区間で快速9323列車を撮影するため、急いで改札を出てK君の車で撮影地となる黒姫~妙高高原へと急いだ。

 

このあと妙高高原から豊野までの回送9324列車と豊野から上野までの回送9304列車を車で追いかけ倒して何回もベストなロケーションで撮影する事ができた。参考までに返却回送である回9324列車、回9304列車、回9354列車の停車駅のみ書き止めておく。

 

回9324レ: 妙高高原6:08→牟礼6:30-7:01→豊野7:11

回9304レ: 豊野8:34→三才8:40-42→長野8:52-54→戸倉9:13-57→大屋10:16-59→小諸11:13-22→軽井沢11:45-52→横川12:16-19→安中12:35-13:35→高崎13:49-14:04→大宮15:05-06→上野15:30 (ここから回送9354レ) 上野15:45→尾久15:55

 

        ★★★★★Memories of the night train★★★★★