夜行列車の想い出

現在ではサンライズ以外廃止になった定期夜行列車だけど過去の夜行列車・想い出乗車レポートと夜行列車に纏わる懐かしい夜行列車ブログです(1975年以降から)

🍴夜行列車の味・関東甲信越🍱

「夜行列車の味・関東甲信越」なんて安易なタイトルを付けてしまったが中央東線篠ノ井線高崎線上越線信越線あたりを中心にした夜行列車に関する想い出のグルメでございます。範囲で言えば新宿~松本・篠ノ井線高崎線・高崎~長野・高崎~新潟を範囲に考えているけど実際に文章を書いてみないと分からないというある意味適当で自分で実際エリアの範疇が押さえられないというふざけている(本人は至って真面目なのであるが)区分になってしまった事をお許しください。

 

2019年10月10日にまとめてUPした「夜行列車から見た好きな風景1~5」の様な意味不明な区分けになってしまったのは致し方ないが夜行列車の始発から終点までの線区で分けると地域で分けるのはどうしても無理が生じてこのような形になってしまう。同じ信越線でも長岡~直江津間と直江津~長野間は北陸部門に入れて次回は「北陸・中部」として本件の記事をまとめるしかなさそう。

 

中央東線上諏訪駅は新宿発長野行きの普通夜行441Mが48~49分間停車していたがホーム立ち食いそばの開店準備しに来た人に言えば開店前に上諏訪駅の駅弁「杣人弁当 」を441Mの発車直前に持ってきてくれて特別に買えた時があったので朝が早いけど鯉の甘露煮やクルミ味噌の付いた御幣餅が入った地域食豊かな駅弁を夜行列車の車内で味わえたのは幸せでした。441Mが松本止まりや上諏訪止まりになって夜行列車で買う機会は減ってしまったのが残念。松本駅は早朝に到着する急行「アルプス」や急行「ちくま」が早朝4~5時に到着する時間を狙って駅弁販売をするのだが自分が利用したのは441Mで8時台に13分停車でもホームの駅弁屋は特急や急行以外は相手にしなくてワゴンも無人だったのである。

 

かなり昔だが自分は大学のサークルで仁科三湖(長野県大町市)へのキャンプ場で合宿へ行く祭、165系の定期夜行急行「アルプス」南小谷行きに乗って松本駅の5分停車で仲間と買って大糸線に入ってから幕の内弁当を開いたが弁当の味まで覚えていないのが残念である。更に松本駅といえば駅ホームの立ち食い蕎麦スタンドの味が美味いのには驚いた。流石に信州蕎麦であるが番線や構内場所によって業者が一部違って味の相違が旅の楽しみであったが今の松本駅なら0番線・1番線ホームか6番線ホームの蕎麦が好みだけど441Mは松本駅で13分停車したのでホーム立ち食い蕎麦屋で蕎麦を啜ったものです。

 

高崎線高崎線といえば上越方面や信越方面の夜行列車で世話になった深夜でも買えたホームのビール自動販売機だろう。自分は苦味ばしったビールが好きなのでキリンのラガーやサントリーのモルツをよく購入したが何度もお世話になった駅でもある。しかし2000年くらいから深夜から早朝にかけて未成年飲酒問題で深夜のホームや駅前で缶ビールを買うのは難しくなってしまった。【信越本線】高崎~長野間が対象で長野~直江津と長岡~直江津は北陸・中部エリアに編入して別の機会に譲る(多分来月かな?)。

 

信越線の駅内で弁当を購入した事は無かったけど1980年12月末に乗った上り夜行急行「越前」(1980年12月末乗車)に乗った際に雪害遅延で4時間30分遅れて国鉄側が乗客に準備した駅弁が海苔に巻かれた小ぶりなおにぎり5個が入った横川駅・おぎのや「峠のおむすび」だった。自分で購入した物ではないけど美味しくて夜行列車の味に入れておきたいと思ったのであるが、因みに列車の遅れで国鉄側から供食が提供されたのは始めての経験である。

 

篠ノ井線】まだ長野駅から篠ノ井線と中央線経由で新宿駅行きの鈍行夜行442Mが走っていた時代に長野駅で442Mに乗る前に長野駅のホーム立ち食い蕎麦スタンドで食べたり今は消えてしまったナカジマ会館という駅弁メーカー(2007年くらいに駅弁製造から消滅)が作る「山菜栗おこわ弁当」という醤油味のおこわに栗、ワラビ、竹の子、他が炊き込まれて竹の皮に包まれた駅弁である。ホームの駅立ち食い蕎麦は松本駅みたいに業者が一部違って各自の好みの店を探したりもした。442Mの発車時刻は18:28で発車20分前くらいには入線していたのでお世話になった。

 

更に上野駅を0:30過ぎに発車した臨時急行「信州」に乗った時も長野駅に5時半くらいに到着してホームのそば屋が開くのを待って急いで流し込んで飯山線などに流れたものである。【上越線】最後は上越線だが、信越線以上に夜行列車の本数が多く、「北陸」「能登」「鳥海」「天の川」「佐渡」「733M」や後の「ムーンライト」「鳥海」「出羽」に489系の「能登」など多くの夜行列車が発着したが一番世話になったのが長岡駅だ。米原駅から長岡駅まで旧客鈍行の523列車に乗って長岡から夜行急行「佐渡8号」を待つ時に購入したのが「かにすし弁当」でした。

 

更に3~4年前に大阪から青森まで急行「きたぐに」に乗った時も長岡駅で10分停車した時は長岡駅では朝から闘牛牛めし弁当を購入。急行「きたぐに」の乗車レポートは2019年10月31日にアップしているので参考にして頂ければと思う。確か急行「鳥海」でも長岡駅で弁当を購入しているはずだけど何を購入したのかは思い出せない。次に新津駅だが急行「きたぐに」が停車して9分停車なのをいい事に1番線に面したキオスク売店で大正5年から新津駅売りの名物してして売られている「三色だんご」を購入している。ごま餡、こし餡、白餡の三種類があって北海道の大沼だんごみたいに爪楊枝で刺して食べる。

 

ラストは新潟駅になるけど上り急行「きたぐに」では新潟駅で寝台車を連結するため、まとまった停車時間があり、夕飯の調達ように。更に下り急行「きたぐに」でも遅い朝食時間としても利用可能だし、荒波三色寿し・小鯛寿司・萬代押し寿司などの押し寿司系は缶ビールとの相性もよくて好んで食べました。朝は流石に押し寿司は食べずに鮭の焼き漬け弁当とかを好んで食べていたようです。

 

        ★★★★★Memories of the night train★★★★★