夜行列車の想い出

現在ではサンライズ以外廃止になった定期夜行列車だけど過去の夜行列車・想い出乗車レポートと夜行列車に纏わる懐かしい夜行列車ブログです(1975年以降から)

快速 ムーンライトえちご(上り)

1999年1月16日(土曜日)、 昼間は磐越西線DD51-745牽引の上り臨客を撮影し終えた僕とN君は新潟駅まで戻って新潟で晩酌付き夕飯を終えてから新潟20:41発の945Mで村上駅に戻って快速「ムーンライトえちご」(3948M)の2号車に乗るとモハ164-860で上沼垂運転区のM6編成で今夜も三連休対応の6両編成であった。席に座るとN君が買ったばかりのPDAPersonal Digital Assistant」シャープ・パワーザウルスを取り出して本日撮影したデーターを打ち込んでる。スケージュールや連絡先にタスク管理ができる電子手帳というか情報端末でWebブラウザやメールもあり、デジカメ搭載らしい。

 

22:31に村上駅を発車したが何でもシャープ製のPC「Mebius」と互換性があるらしく、撮影データー(撮影年月日・撮影線区・駅区間列車番号・牽引機と客車・使用フィルム・使用カメラと使用レンズで可能ならシャッター速度と露出(F値)も入力したいと言ってるが流石に撮影後は即座に片付けて撤収して次の撮影に急行する追っ掛け撮影では無理だが当時僕は手帳に記入して帰宅後にパソコン入力というアナログ的な手法だった。列車は坂町(22:41-41)・中条(22:48)・新発田(22:58-59)の順に停車して新発田駅から白新線に入ると豊栄(23:09)と停車して新潟(23:22-27)へ入線した。

 

新潟駅からは進行方向を変えて列車番号が3948Mから3720Mに変わり、5分停車を利用してホームの菊水ふなぐち一番しぼりの自販機で黄色いアルミ缶に入った清酒を買ってから列車に戻る。N君から明日は八高線で高尾臨「DD51+12系6」9222レを撮影するので高崎駅か大宮駅で下車するという。既に列車は新潟駅を発車しているが自分も行くので大宮駅から川越線八高線経由で寄居駅からタクシーで行こうと提案する。流石に冬の3:39に到着して待合室のない高崎駅で約2時間待つのはつらい。新潟駅から信越線に入ると列車は鉄道の街として有名な新津(23:40-0:02)へ到着。

 

新津駅のホームでは新津小学校に保存してあったC57-180を復元復活させて4月29日から磐越西線で週末を中心に新津~会津若松~新津で運行する「SLばんえつ物語」のポスターと旗が飾ってあった。寝台特急日本海2号」と高速貨物2082レの先行通過が終ると新津駅を発車して自分達は寝る体制に入る。しかし昨夜の馬下保養センターでは早く寝て爆睡したため、中々寝付かれない。寝れない中、加茂(0:16-16)・東三条(0:22-23)と停車して知らない内に寝てしまった様だ。以降は就寝中の停車駅と時刻、見附(0:34)・長岡(0:43-1:09)・高崎(3:39-40)。

 

目が覚めたのは大宮到着10分前の北本駅近くでN君に起されたみたいだが急いで下車準備をしていると大宮(4:30-30)に到着したので下車するが上りムーンライトえちご(旧ムーンライト含)を大宮駅で降りたのは初めての経験である。川越線八高線を乗り継いで寄居駅へ到着すると駅前からタクシーで寄居~用土の撮影地に直行して高尾臨9222レを撮影して折り返しの9223レは八高線非電化区間では時間的に暗いので撮影しないでそのまま帰宅した。

        ★★★★★Memories of the night train★★★★★