夜行列車の想い出

現在ではサンライズ以外廃止になった定期夜行列車だけど過去の夜行列車・想い出乗車レポートと夜行列車に纏わる懐かしい夜行列車ブログです(1975年以降から)

乗らなかった夜行列車たち

2019年9月6日からスタートして毎週月曜日に更新中のメインコンテンツでもある『想い
出の夜行列車レポート』の合間に不特定で更に古い時期の想い出夜行列車レポートや別
件の「夜行列車について」という分類で、夜行列車レポート以外の記事(「カシオペア詳細
1・2」「夜行列車から見た好きな車窓1~5」「寝台特急の食堂車事情Ⅰ」「夜行列車の楽しみ」「夜行列車愛称の分類」「夜行列車のマークに付いて」「夜行列車旅のスタイル」「夜行列車での出張について」など、乗車レポートとは違うコーナーに投稿して来ましたが2ヶ月以上毎週続いた、想い出夜行列車レポートは一旦お休みして今回は別イメージでアップしてみた。タイトルは「結局乗る事なく終わった夜行列車たち」・・・長いので「乗らなかった夜行列車たち」。


1975年から2019年まで実に44年間という期間の間に多くの夜行列車に乗って来たが、それでも1回すら乗らなかった定期夜行列車が意外とあるのである。実は1998年3月末にミニ周遊券・ワイド周遊券廃止になるのでそれを機に夜行列車の乗車回数が大幅に減るため、調整ではないけどあと数年でネタが付いてしまうため、色んなネタも混ぜたいなと言うのが本音であり、想い出夜行列車レポートを目的にこのブログへ来た人には申し訳ない。前置きが長くなってしまったがタイトルどおりに「乗らなかった夜行列車たち」を紹介する。

 

最初に北海道内の定期夜行列車は利尻・大雪・狩勝・からまつ・まりも・すずらん・函
館普通夜行・ミッドナイト・はまなす全て乗車しているためセーフ。次は上野駅発着夜行と東北・上信越中央方面だが、このエリアは「新星」「まつしま」「もりおか」は乗らないまま終わってしまった。寝台特急と夜行急行の座席車連結は何とか全て乗っているけどどうもこのエリアだと「八甲田」と「津軽」の乗車回数が多いのと「まつしま」「もりおか」は区間も中途半端で455系のため、避けていたフシもある(やはり機関車牽引の客車でないと萌えないって言うか興味が薄れるのだ。


次は東京駅発着の夜行列車に名古屋駅発着と中部エリアの未乗夜行列車は意外とある。真っ先に登場するのは「いなば」「ムーンライトながら」「金星」「ちくま」「紀州」。「いなば」は1978年10月改正で「出雲」に変わってるが出雲とは運転区間も違うため、別扱いにした(いなばは東京~米子間の運転・出雲3・2号は東京~出雲市の運転)。当初は14系で食堂車の営業もしてなかった「出雲3号・2号」も避けて2段ハネで食堂車も営業している「出雲1・4号」ばかり乗ったけど「出雲3号・2号」に新しい個室「AシングルDX」「ツイン」「シングルツイン」が登場すると逆に「出雲3号・2号」ばかり利用するようになった。

 

「金星」「ちくま」は何故か縁がなかったようで「紀州」は名古屋→紀伊勝浦のみ運転で「はやたま」(旧 南紀)が無ければ南近畿ワイド周遊券で利用したかも知れない。寝台特急「金星」は名古屋と博多を結ぶ581・583系で運転していたが、乗りたかったけど東京発着ブルートレイン食堂車の魅力には勝てずに乗車機会に恵まれなかった。「ちくま」は中央西線の夜行急行だけど信州に行くのに関東人が大阪まで行くのが面倒だったのである。しかし10系寝台+旧型客車で名古屋~長野間を運行していた急行「きそ」には乗車している。


いよいよ佳境に入るけど関西発着の夜行列車と山陰・山陽・北陸・紀勢・中国エリアであり乗ってない夜行列車がザクザクとある区間である。「明星」「彗星」「あかつき」「なは」「安芸」「阿蘇」「くにさき」「つるぎ」「さんべ」「ちどり」の10種類。関西圏発着の山陽・九州方面寝台特急は結局1回も乗らなかった。これは東京発着寝台特急の食堂車に魅せられたのが原因である事は過去のブログでも記述済みである。夜行急行の「雲仙」+「西海」の併結列車は門司~福知山間を18時間半かけて走る長距離鈍行824列車へ乗車する際に門司駅まで乗車してるけど詳細乗車記録がないため、ブログにはアップしておらず。「つるぎ」「さんべ」「ちどり」も乗る機会がなく廃止へ至った。因みに「雲仙」+「西海」みたいに乗ってるけど乗車した時にメモを書かなくてブログアップ出来ない列車が意外と多い。

最後は四国エリアと九州エリアだが、未乗の夜行列車は「641D(高松0:10⇒7:10宇和島)」「221列車(高松0:53⇒5:43高知)」「急行うわじま1・8号」であり、この列車には乗らないまま廃止を迎えてしまった夜行列車である。自分が乗りつぶしで四国を訪れたのは1983年夏で、四国内夜行と言えば高松~中村間の普通「731D」と姉妹列車である窪川~高松間の快速「762D」が中心でグリーン車解放の自由席もあって全車冷房搭載なのと乗車時間は長いため、急行「うわじま1・8号」のボックス席なんて眼中なかった。50系の「普通221列車」には乗ってみたかったけど1983年当時は設定がなく、同じく「641D」もまだ走っておらず、両列車の登場は瀬戸大橋線が開業した1988年から運転を開始してるので乗る機会もなかった。

 

他にも乗ってない定期夜行列車の漏れがあるかも知れないがなんせ1976年から1978年の時刻表はボロボロに劣化して80年代の時刻表も頁綴じがバラけて読めない状態なので乗車レポートを纏める事が出来ない状況なため、レポート作成が難しくなっている。

                          ★★★★★Memories of the night train★★★★★