下記本件ブログは2019年12月で消滅する弊yahooブログで2015年10月に紹介した内容を加筆修正して本ブログに再掲載となりますのでご承知願います（ブログ移行失敗による一部のブログ記事救済策）。
｢夜行列車から見た好きな車窓1（北海道編）｣をHatena Blogに記事移転したばかりだが､｢夜行列車から見た好きな車窓2（東北編）｣を発車させた方がいいだろう。今回は｢2｣として、東北編をアップしたいと思います。東北と申しましてもエリア分けが難しいので今は無き、東北ワイド周遊券の自由周遊区間内（つまりB券エリア）に限定して北（東）から紹介する。
【★津軽線 瀬辺地～蟹田★】
始めて夜行列車で津軽線の景色を見たのは1988年に開業した寝台特急｢北斗星｣、それ以前は津軽線に夜行列車が､入線してなかったので致し方ないけど、上野19:03発の北斗星
（2015年4月以降の臨時北斗星、更に2015年3月15日からのカシオペア含）の4月末から7月末までと、限定されるが､津軽線の瀬辺地～蟹田で車窓右手に見れる陸奥湾の海だ。 津軽線は蓬田駅付近他からも海は見れるけど、窓からのぞくと直下に海岸と海が見れる瀬辺地～蟹田の車窓は素晴らしい。天気が良くて空気の抜けがいいと正面に下北半島も望める。日の出時間が早い季節だと、上り急行｢はまなす｣からも見えて天気が良くて空気の抜けが､いいと正面に下北半島も望める。
【★東北線本線 小川原～上北町★】
上野発の青森行き夜行列車でこの区間を走る殆どの列車から進行方向右手に"小川原湖沼群"が､望める。小川原駅の手前から姉沼が見え、小川原駅の先からは小川原湖が見えるけど湖沼が、見えるが湖沼と周囲の湿地帯が望める。 淡水湖に見えるけど実は汽水湖で、小川原湖に注ぐ、高瀬川が太平洋と繋がっており、海面水位が湖面水位より高くなる時期には湖に注ぎ込む。 ここは白鳥の渡来地にもなっているので、季節によっては夜行列車の車窓から次の渡来地へ行く白鳥の群れを目撃する事があった。 なお文中記述で殆どの列車からと書いたが､朝の青森到着時刻が早い｢ゆうづる1号･3号｣と旧客時代に12系時代の急行｢八甲田｣を除く。
【★羽越本線 吹浦～女鹿(信)～小砂川～上浜★】
羽越線経由の特急｢あけぼの｣そして急行｢鳥海｣や｢天の川｣から見えた、男性的な日本海の荒波と岩場の海岸が車窓に見える場所。 海岸より高い位置に線路があるため、車窓からの眺望もよくて、羽越線の中では一番好きな場所である。特に夏場は日本海が一番鮮やかなマリンブルーに見える時期ゆえ、この区間で朝を迎える夜行列車に乗れば目が車窓へ釘づけになった。進行方向片側の景色しか見れない寝台特急｢あけぼの｣の1人用B個室ソロに乗る時は必ず指定券予約の際、進行左側の個室をキープしたものだ。 因みに女鹿信号所はJRになってから駅として昇格している。
【★北上線 ゆだ錦秋湖～ほっとゆだ★】
北上線経由の臨時急行｢おが｣に乗ると、ゆだ錦秋湖～ほっとゆだ間で車窓に飛びこんで
来る錦秋湖という湖が美しい。 名前のとおり、秋の紅葉が一番素晴らしいのだけど、紅葉の時期に設定がなくて、新緑の錦秋湖もよかったです。 自分が乗ったのは1992年5月1日の急行｢おが｣で、ほっとゆだ駅の通過時刻が6：55でした。 本来急行おがは福島から奥羽線経由だけど山形新幹線工事で板谷峠を通れないための苦肉の策である。 DD51が牽引する20系が北上線を通るなんて全くをもって嬉しい限りだ。その後客車が20系から24系ハネ＋14系ハザに変わり、牽引機もDD51からDE10へと変わった。
【★羽越線 小岩川～あつみ温泉★】
この区間も"吹浦～女鹿(信)～小砂川～上浜"と同じような日本海の海岸沿いに進んで、車窓から海が楽しめるが男性的な日本海というよりはやや大人しい感じがするけど、平凡な日本海とダイナミックな日本海、両方が楽しめる区間である。 羽越線経由の寝台特急｢あけぼの｣だとAM4：05前後の通過になるため、4月下旬から7月末限定であるが今はなき寝台特急｢日本海3号｣、急行｢鳥海｣｢天の川｣からは車窓から楽しめた。 列車によっては手前の桑川～今川～越後寒川～勝木の日本海と、この辺りの景勝地である笹川流れと沖合いに浮かぶ粟島も見れる好きな車窓だ。他にも岩木山、岩手山、鳥海山が見えた車窓や北斗星6号の車窓から見た大河原～船岡の桜の花が咲く、桜並木などあるのですが､個人的な好みで5件に絞りました。 北海道編、東北編と終りましたので次の関東甲信越･中部･北陸エリアへ移行します。
★★★★★Memories of the night train★★★★★
